概 要
熱伝導解析ソフトウェア PHOTO-THERMOは電磁場解析から得られる発熱密度を使った連成解析だけでなく、単独でも使用できます。
今回は熱伝導解析で使用される境界条件に着目し、理論解とシミュレーション結果を比較した解析事例をご紹介致します。
本事例では図1-1のような円管モデルを使用致しました。
図1-1.円管 概要図
以下の3条件について、熱伝導解析を実施致しました。
1.定温度境界条件
2.発熱密度
3.熱伝達境界条件
どれも、理論解が得られますので、解析結果と比較することにより、プログラムの妥当性をご評価頂けます。
1.定温度境界条件
図2-1.メッシュ図及び解析条件(1/4モデル)
図2-2.温度分布[度] コンター図
図2-3に径方向と温度の関係を示します。理論解とシミュレーション結果を比較します。
図2-3.温度の理論解比較
2.発熱密度
図3-1.メッシュ図及び解析条件(1/4モデル)
図3-2.温度分布[度] コンター図
図3-3に径方向と温度の関係を示します。理論解とシミュレーション結果を比較します。
図3-3.温度の理論解比較
3.熱伝達境界条件
図4-1.メッシュ図及び解析条件(1/4モデル)
図4-2.温度分布[度] コンター図
図4-3に径方向と温度の関係を示します。理論解とシミュレーション結果を比較します。
図4-3.温度の理論解比較