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フォトニック結晶の光導波路[電磁界解析]

解析概要

フォトニック結晶は複数の誘電体などを周期的に配置した光を制御できる構造体です。
本事例では、図1−1に示すようなL字型の光導波路を考えます。この光導波路は、誘電体ロッドを周期的に配置したものになっています。誘電体ロッドがない部分を光が通過します

           図1−1.概要図
今回、有限要素法を使用して電磁波解析を実施しました。
      使用ソフトウェア:PHOTO-WAVEjω

解析条件

ロッドの半径rとロッドの周期aとはr=0.18aとしています。
  波長λ:1.55μm
  屈折率n:3.4
側面にはインピーダンス境界条件が設定されています。

           図2−1.メッシュ分割図 拡大図
誘電体ロッドと平行な成分の電界を入力しています。
参考文献
●High Transmission through Sharp Bends in Photonic Crystal Waveguides, Phys. Rev. Lett. vol77 3787(1996)

解析結果

           図3−1.電界[V/m] 実部

           図3−2.電界[V/m] 虚部

 

           図3−3.電界[V/m] アニメーション

           図3−4.ポインティングベクトル